幼い頃、
実家の裏庭に1本だけあった花梨の木。
このくらいの季節になると
祖母が
今年はね、2つばかりなったよ。
とか言って
見せてくれた果実が
すごくすごくいい香りで
とても美味しそうな気がして
食べれる?
とワクワクしながら聞くと
渋くてね、このままやと食べれんよ。
と言われて
がっかりしたのを今でも覚えている。

おばあちゃん、
今年は私、
花梨をお菓子にするよ!